昔は、前に出る人の方がすごいと思っていた。
リーダーとか、中心人物とか、
人を引っ張るタイプの人。
そういう人を見ると、
「すごいな」と思う反面、
どこかで「自分もそうならないといけないのかな」と思っていた。
でも最近、やっとわかったことがある。
どうやら俺は、縁の下が一番合っているらしい。
前に出るのは得意じゃない
人前に出ることが苦手というわけではない。
やれと言われればやるし、
必要なら役割も引き受ける。
でも、正直に言うと
「前に立つ役」はしっくりこない。
気を張りすぎるし、
ずっと気を使ってしまう。
終わったあと、どっと疲れる。
それよりも、
全体を見ながら裏で動いている方が
ずっと自然に動ける。
縁の下の役割
縁の下の役割って、あまり目立たない。
誰かに褒められることも
あまりない。
むしろ、うまくいって当たり前。
でも、実際には
こういう役割がないと
物事って意外とうまく回らない。
準備をする人。
細かいところを整える人。
トラブルをさりげなく処理する人。
そういう人がいるから
全体がスムーズに動く。
目立たなくてもいい
昔は少しだけ思っていた。
「もっと前に出た方がいいのかな」
でも今は思う。
目立たなくてもいい。
自分の役割をきちんとやって、
全体がうまく回っているなら
それで十分。
それに、
縁の下って意外と気楽だ。
必要なところだけ動いて、
終わったら静かに戻る。
この距離感が
自分にはちょうどいい。
自分に合う場所
人にはそれぞれ合う場所がある。
前に立つ人がいて、
それを支える人がいる。
どちらが上とか下とかじゃなくて、
ただ役割が違うだけ。
そしてたぶん、
自分は縁の下のタイプなんだと思う。
最近はそれが
少しだけ誇らしい。
派手ではないけど、
ちゃんと役に立っている。
そう思えるだけで、
十分だと思う。